決算ハイライト
代表的な経営指標
2022年度事業活動の概況
2022年度の事業活動の概況を示す主な経営指標は以下のとおりです。
1.収入保険料(販売額)
収入保険料(販売額)1兆2,204億円
前年度から50.2%の増加となりました。
2.保有契約
保有契約件数104.6万件
保有契約高6兆9,322億円
保有契約件数は前年度末から2.7%増加し104.6万件、保有契約高は前年度末から1.9%増加し6兆9,322億円となりました。
3.総資産
総資産6兆8,237億円
総資産のうち、特別勘定資産(1兆5,693億円)※は、主に投資信託で運用しています。
また、一般勘定資産(5兆2,544億円)※は、主に外国証券および金銭の信託で運用しています。
投資信託・外国証券を含む有価証券の残高は3兆4,510億円、金銭の信託の残高は2兆783億円となりました。
- ※保険業法に基づく一般勘定と特別勘定間の取引から生じる債権を控除した額です。
4.責任準備金
責任準備金6兆3,521億円
前年度末から1,659億円減少し、6兆3,521億円となりました。
また、責任準備金を含む「負債の部」の合計額は6兆6,735億円となりました。
5.経常利益および当期純利益
経常利益310億円
当期純利益197億円
経常利益は、前期に金利上昇により責任準備金の繰入負担が減少した反動や、当期における外貨建て保険の標準責任準備金の繰入負担を主因に、前年度から567億円減少し、310億円となりました。当期純利益(税引後)は、前年度から332億円減少の197億円となりましたが、2009年度から14期連続で黒字を確保しました。
6.基礎利益
基礎利益732億円
基礎利益は前年度から192億円増加し、732億円となりました。
7.純資産
純資産1,501億円
当期純利益197億円を計上する一方、その他有価証券評価差額金(含み損益)が減少したこと等により、前年度末から913億円減少し、1,501億円となりました。
なお、資本金(410億円)および資本準備金(247億円)は前年度末から増減はありません。
8.逆ざやの状況
逆ざやなし
健全性の状況
当社の経営の健全性を示す主な経営指標は以下のとおりです。
1.ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率899.3%
前年度末から199.5ポイント減少の899.3%となりましたが、引き続き十分な支払余力を維持しています。
ソルベンシー・マージンとは「支払余力」という意味です。ソルベンシー・マージン比率は、株の暴落や大災害等、通常の予測を超えて発生する諸リスクを数値化した合計額に対する「支払余力」の比率として表され、保険会社の経営の健全性を示す行政監督上の指標の一つです。
2.実質純資産額(実質資産負債差額)
実質純資産額6,103億円
前年度末から947億円減少し、6,103億円となりました。