決算ハイライト

代表的な経営指標

2023年度事業活動の概況

2023年度の事業活動の概況を示す主な経営指標は以下のとおりです。

1.収入保険料(販売額)

収入保険料(販売額)13,535億円

前年度から10.9%の増加となりました。

収入保険料(販売額)の推移

 

2.保有契約

保有契約件数113.0万件 
保有契約高79,057億円

保有契約件数は前年度末から8.0%増加し113.0万件、保有契約高は前年度末から14.0%増加し7兆9,057億円となりました。

保有契約の推移

3.総資産

総資産75,286億円

前年度末から10.3%増加し、7兆5,286億円となりました。
総資産のうち、一般勘定資産(6兆290億円)※は、主に外国証券および金銭の信託で運用しています。
また、特別勘定資産(1兆4,996億円)※は、主に投資信託で運用しています。
投資信託・外国証券を含む有価証券の残高は3兆7,556億円、金銭の信託の残高は2兆4,160億円となりました。

  • 保険業法に基づく一般勘定と特別勘定間の取引から生じる債権を控除した額です。
総資産の推移

4.責任準備金

責任準備金7637億円

前年度末から7,115億円増加し、7兆637億円となりました。
また、責任準備金を含む「負債の部」の合計額は7兆3,224億円となりました。

5.経常利益および当期純利益

経常利益△269億円 
当期純利益196億円

経常利益は、利息および配当金等収入が増加したものの、販売の増加による代理店手数料の増加や、将来の収益向上に向けた高利回り債券への入替えに伴う債券売却損の増加により、前年度から579億円減少し、△269億円となりました。当期純利益(税引後)は、価格変動準備金を取り崩したことにより、前年度と同水準の196億円となり、2009年度から15期連続で黒字を確保しました。

当期純利益の推移

6.基礎利益

基礎利益735億円

基礎利益は前年度から3億円増加し、735億円となりました。

7.純資産

純資産2,061億円

当期純利益196億円の計上や、その他有価証券評価差額金(含み損益)の増加により、前年度末から560億円増加し、2,061億円となりました。
なお、資本金(410億円)および資本準備金(247億円)は前年度末から増減はありません。

8.逆ざやの状況

逆ざやなし

健全性の状況

当社の経営の健全性を示す主な経営指標は以下のとおりです。

1.ソルベンシー・マージン比率

ソルベンシー・マージン比率758.6

前年度末から140.7ポイント減少の758.6%となりましたが、引き続き十分な支払余力を維持しています。
ソルベンシー・マージンとは「支払余力」という意味です。ソルベンシー・マージン比率は、株の暴落や大災害等、通常の予測を超えて発生する諸リスクを数値化した合計額に対する「支払余力」の比率として表され、保険会社の経営の健全性を示す行政監督上の指標の一つです。

ソルベンシー・マージン比率

2.実質純資産額(実質資産負債差額)

実質純資産額6,776億円

前年度末から673億円増加し、6,776億円となりました。